社員インタビュー

IT基礎知識なしから開発部門のプロジェクトリーダーへ

2015年に新卒で入社、文系出身でシステムとは縁遠い学生時代を過ごす。入社後、アプリケーションの開発部門に配属となり、ホールフロントシステム部で証券会社の法人向け発注系システムの開発を担当している。

機関投資家の取引を支える機関投資家の取引を支える

証券会社の部門は大きく個人顧客を扱うリテール部門と法人顧客を扱うホール部門の2つに分けられ、ホールフロントシステム部は、そのうちの法人向けのシステムを担当しています。機関投資家から株の売買を発注したいという依頼を取引所に連携するシステムを担当しています。

私自身は入社から2年目までは開発業務をメインで担当していましたが、2年目の終わりにプロジェクトリーダーとして開発を主導していく立場になり、5年目に入ってからは小・中規模のプロジェクト全体を主導する仕事を行っています。

現在、2つの大きなプロジェクトを並行して進めています。設計や開発の管理、下調べや準備と、とても忙しい日々を送っています。

部署のミッションは、ユーザーやお客さまがスムーズに取引が行える環境を整えることであり、使いやすいシステムを実現すべく、日々努力を重ねています。

入社時の知識や経験値は関係ない!入社時の知識や経験値は関係ない!

商学部出身で周りには金融系に就職する人が多かったこともあり、私も就職活動では金融系を目指していました。ある時、大学構内で企業説明会が開催され、金融系システム会社という存在をはじめて知り、そこから段々と興味を持ち始めました。MUFGとして誇りを持って働けることと、それでいて社員数が200名程度の会社で若いうちから様々なことに挑戦する機会が得られるところが魅力でした。

ただ入社に際しては文系出身なので、やはり不安はありました。

新人導入研修のひとつにプログラミング研修があり、最初は「何でそうなるの」、「何でそういう処理を作れるの」と疑問だらけでしたが、知識が身についてくるとイメージもしやすくなって、理解できるようになりましたね。

入社後、短期間のスパンで見ると様々な壁があるかもしれないですが、もう少し長期的な目線で考えれば、入社時の知識や経験は関係ないと思います。文系の学部の人も挑んでいただければと思います。

また、当社は壁にぶち当たっても先輩や上司が丁寧に面倒を見てくれるところも「入社時のIT知識や経験は関係ない」と考える根拠のひとつといえるかもしれません。

配属当初の頃、開発で手こずっているときに先輩や上司が遅くまで一緒になってプログラムを見ながら、考えてもらった覚えがあります。

「入社時の知識や経験は関係ない」と自身で考えられたのは、そういう社風によるところも大きいのかもしれませんね。

信用第一、信頼に基づいた良い関係を築くことが大切信用第一、信頼に基づいた良い関係を築くことが大切

この仕事をやるに当たっては「信頼・信用」ということをとても意識しています。証券のシステムを使うユーザーや、一緒に仕事をする証券の担当の方からの「信頼・信用」がないと、仕事の話も来なくなってしまいます。逆に良い関係ができていれば、何でも頼ってくれますし、指導をしてくれることもあります。

その「信頼・信用」を築くために、レスポンスを早くするということを心がけています。問い合わせを受けた場合、見てすぐわかるような内容なら来た瞬間に、そうでなくても遅くとも24時間以内には回答するようにしています。

プロジェクトリーダーとして心がけていることはなるべく自分でもプログラムなどを見るようにしていることですね。初心を忘れないとはちょっと違うかもしれませんが、システムのつくりは自分でちゃんと確認することを意識してやっています。

メンバーに何かお願いするにしても、システムの中身が理解できているかいないかでお願いする内容が変わってきます。お願いの仕方や、見積もりの妥当性などを判断するために不可欠だと私は考えています。

今後の目標としては、今携わっているエクイティの領域をまずは極めていきたいです。

証券のホールのなかにもフロント、ミドル、バックという3つの領域がありますが、私はまだフロント領域しか携わっていません。まだまだ知らない世界がたくさんあるので、いずれは携わりたい、そしてこのエクイティの領域全体を極めていきたいと考えています。

ある一日のスケジュールある一日のスケジュール

8:30
出社
9:00
メールチェック、タスク確認
10:00
進捗確認会
14:00
開発チーム定例会
15:00
案件週次進捗会
16:00
基本設計書作成
18:30
担当案件の事前調査
20:00
退社

入社前と入社後でどんなところにギャップを感じましたか?

MUFGグループの三菱UFJモルガン・スタンレー証券は母体が大きい会社なのでもう少し重厚長大なイメージでしたが、証券業界はスピードが速いためそんなことはまったくなく、常に臨機応変なシステム対応が求められるところがちょっと驚きでした。

この会社のおもしろい制度があれば教えてください

年2回、5連休がとれる制度もありますが、面白いところでは「記念日休暇」があります。これは勝手に記念日を決めて休暇を取るという制度です。たとえばバンドを始めた日を「バンド記念日」としてもOKです。

この会社のいいところを一言で伝えてください

「仕事を任せてもらえるから、学びの機会は無数にある」ところでしょうか。成長できるチャンスが多くある会社だと思います。

Private Comment

休日の楽しみは、時間を忘れて遅くまで寝ることです。社会人の朝は早いので、うまく日常生活をコントロールしています。また、時間がある日にはスタジオに入ってドラム演奏をしたり、好きなアーティストのライブ映像を見たり、音楽を大音量で流したりなどもしています。

学生へのメッセージ

就職はある意味これからの人生の半生を決める大事なイベントです。そのためにも就職活動中の努力1つずつが大切になってくると思います。諦めず、根気よく、就職活動に励んでください。